2016年6月23日 更新

【海外事例紹介】Fiat 「Too Fast to Follow」Twitter×フィアットの速すぎる車企画

今回は、大人気カーブランドのFiat(フィアット)が行った、“速すぎてフォローできない”Twitterキャンペーン事例をご紹介したいと思います。

◇Fiat – Too Fast to Follow

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ユーザーが「Abarth 500」(車種名)の
公式Twitterアカウント(@Abarth500_DE)
をフォローしようとすると、
「 ABARTH 500. TOO FAST TO FOLLOW
(誰もAbarth 500をフォローできない。速すぎるから)」
といったダイレクトメッセージが
返ってくるのです。

その後、すぐにブロックされてしまうので、
1とカウントされていたフォロワーは0に
戻ってしまいます。

※現在はフォローできるようです。

#ハッシュタグの活用#

本アカウントは、キャンペーン期間中、
ハッシュタグ「#zerofollowers」をつけて
定期的に投稿をしており、フォローを
試みたユーザーの多くがこのハッシュタグ
をつけて投稿することで、Twitter上での
広がりを実現しました。

その結果、このキャンペーンは大きな
パブリシティ効果を生み、Twitterユーザーは
「@Abarth500_DE」ブロックされたいがために
一斉にAbarth 500をフォローしようとしました。

逆転の発想

フォローできないことで、フォロー行動を
促すという逆転の発想によって大きな
成果を生んだ事例となります。

数値上にも大きく結果が表れており、
Twitter上の拡散や多数のメディアに
取り上げられた結果

・Twitterのトラフィックが900万
・関連記事の閲覧数は6000万回
・WEBサイトへのアクセス数が8倍
・テストドライブ申込みが40%上昇

などの効果があったとのこと。

もちろん、広告媒体費は0円。
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