2016年6月23日 更新

【Twitter海外キャンペーン事例】FCA社「Jeep」 アカウントパズル企画

海外のTwitterマーケティング成功事例を紹介します。 対象は、FCA(FIAT CHRYSLER AUTOMOBILES)社が保有する、 日本でもおなじみ“Jeep”の最新モデルです。

■FCA(FIAT CHRYSLER AUTOMOBILES)_「#Jeeppuzzle」

Jeep: Twitter Puzzles «  e*ideias (290)

2010年10月、同社は多数のTwitter
アカウントを用いてオンラインパズルを
作り出す企画を実施しました。

キャンペーンの中心となるのは
「@jeeppuzzle」のアカウントです。
まず、Jeepのキャンペーンアカウントが、
パズルのピースとなる12個のアカウントを
フォローしています。

その12個のアカウントはそれぞれ
36個のアカウントをフォローしており、
それぞれのアカウントにはプロフィール写真が
設定されています。

ex.)「@desertpuzzle15」のアカウント
その36種類のアカウントを正しい順番に
フォローしていくと、1枚の大きな写真が
仕上がる、という仕掛けです。
正しいパズルのピースが揃い次第、
”#jeeppuzzle”というハッシュタグ付きの
ツイートを@puzzle宛に投稿。

しばらくすると同社がツイートを確認し、
正しくパズルが完成されていれば
先着者にJeepから景品が贈られる
というキャンペーンです。
以下の動画をご覧にキャンペーン内容がまとまっています。
https://www.youtube.com/watch?x-yt-cl=84503534&v=7Bi-MEnsOWU&x-yt-ts=1421914688
12×36=432アカウントも活用した
今回のキャンペーン。
パズル制作過程では、アカウントの
フォローとアンフォローを繰り返すため、
知らぬ間に長時間かつ高頻度での
キャンペーン接触となります。

パズルの写真がJeep等の車ではなく、
自然の風景であるのは、あまりにも
広告キャンペーンであるという印象を
参加者に感じさせたくなかったからかも
しれません。

ユーザーの景品を求める気持ちと、
遊び心を巧みに利用した、Twitterの
フォロー機能ならではのキャンペーン
事例でした。

引き続きユニークな海外事例をご紹介
しますので、お楽しみに。
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